2025.1.5（日）曇り
閉店後、母の病院へ行きハナを迎えに行く。ホシとリリが温泉旅行から帰っていた。リリは私へのお土産にと、トンボ玉に小さな鈴がついているしおりをくれた。トンボ玉には柿色の花模様。その柿色が私のイメージらしい。私の大好きな色だったからそれもあいまって、とても嬉しい。手帳に挟んだしおりは、鞄のなかで可愛く鈴を鳴らしてその気持ちをいつでも思い出させてくれる。
2025.1.4（土）晴れ
ジョーは今日から仕事はじめ。小さなおにぎりを2つ結び、昨日作っておいたお弁当の上に乗せ、サーモスに珈琲、水筒にお茶をいれ送り出す。お正月も終わり。いつもの生活に戻る。昨晩はなかなか眠れず、でも起き上がることは億劫だったので真っ暗な寝室で目を瞑ったまま、年末からずっと寝たきりの母のことを思う。認知は入っているものの、意識はしっかりしているのに、24時間寝たきりで過ごすその辛さ、しんどさを想像すると堪らなくなる。気持ちを立て直しながら開店準備。去年のカレンダーの挿絵の猫がとても可愛くて、しまっておいたので、それをひっぱり出して日記帳に貼っていく。母が退院してもまた転んで骨をおるのではないか。私の老後は、、、など近い将来、遠い将来の不安はどんどん募る。けれど今、私にできることは母の所へ毎日顔を出す。私自身は毎日を大切に過ごすということしかない。なんともありきたりだけれど。でも、もしかしたら、だけど、やっぱり、などど、繰り返しながら同じ思考をぐるぐる辿る。
2025.1.3（金）晴れ
今日から仕事はじめ。お店をはじめて4年目。お客様に対しての感謝が年々大きくなる。しっかりとこの感謝を反映させようと意気込みながら、お客様と年始の挨拶を交わす。お昼ご飯は粕汁。お餅を1つ入れる。閉店後、母の病院へむかう。寝たきりの母の食事の手伝いや歯磨きを看護士さんのかわりにすると少しでも面会時間が長くとれるから、なるべく食事の時間に行くことにしている。母の口に食事を運び、歯を磨き、手・顔などを拭き化粧水、保湿液などをたっぷり塗り込み、髪をとかす。だんだん手馴れてきた。
2025.1.2（木）晴れ
お正月番組をみながらタティングレースを編んだり、本を読んだり、好きなことをしながらゆっくり過ごす。今読んでいるのは一雫ライオン(著)「二人の嘘」本のなかの季節とリンクしているからか、物語に入り込む。すっかり主人公になりきり、カツカツとブーツを無駄に鳴らしながら母のお見舞いに行く。晩御飯はポッサムとがめ煮。先程なり切っていた主人公は絶対こんなに大きな口を開けて食べないし、ここまでお腹いっぱいにはしないだろうな。と思いながら薬味を沢山のせ豚肉を青菜で巻きひたすら食べ続ける。
2025.1.1（水）晴れ
柔らかな日差しが気持ち良い朝。9時起床。穏やかに良い天気なお正月。朝風呂に入りお茶をすすり一息つき、台所に立つ。年末はバタバタと大晦日まで仕事なので毎年元旦の朝、がめ煮を炊きながらお雑煮を作る。今年はお餅1つ。塩抜きしていた数の子の漬け汁を作り冷蔵庫へ休ませておく。お雑煮、がめ煮、板ウニ、数の子（まだ味がなじんでないけれど待ちきれず味見程度に）を食卓に並べ終える頃、ジョーも起きてきてお昼前に日本酒でお正月の乾杯。とにかく健康に。からだに気を付ける。これが今年の抱負だ。お酒が抜けたころ母の病院へお見舞いにバスで行く。
2024.12.31（火）曇
18時半閉店。仕事納め。母の病院へ見舞に行き家に戻る途中、スーパーによる。とても人が多くて、それでも棚にならぶ食材は豊富で、それをかごにいっぱい入れ レジに並ぶ長蛇の列。私は数の子と板ウニとお刺身を買って帰る。すぐに数の子を塩抜きして明日に備え、今晩はジョーが揚げてくれた手羽先のから揚げとお刺身と人参の塩サラダをゆっくりつまみながら紅白をみる。なんだか涙もろくなり2～3曲に一回は泣いていた。白組の勝ちを見届けてから年越しそばを用意する。ゆく年くる年をみながら。二人ともお腹いっぱいだから小さなお椀に少しだけの蕎麦。来年は何事もなく穏やかに健やかに過ごせたらと願いながら。
2024.12.30（月）晴れ
年末、ホシの家にある大型家具をウリに運んでもらう。大きすぎて運べるか心配だったから、お正月休みにはいったウリが、運んでくれると言ってくれたことはとてもありがたかった。お言葉に甘えて運んでもらう。20時閉店。母を見舞に行く。絶対安静で寝たきり。食事も寝たきりでしなければならない。しんどいだろう。明日で今年もお終。母は今年2回も骨折で入院しなければならなかった。どんより帰り道。家に戻り、新しい家具を置きそれに合わせて簡単に模様替え。部屋の雰囲気はガラッと変わりとてもいい感じになる。
2024.12.28（土）雪雨晴れ
雨に雪が混ざって傘におちる音が重たい。空気も冷たくピンと張り詰めていて風が吹くと頬が痛いくらい。開店前に母が入院している病院へ見舞に行く。眠っていた。必要なものをサイドテーブルの引き出しに入れたりしていたら物音で母が目を覚ましてしまった。自分が何故病院にいるかを理解出来ず、早く帰りたいと繰り返し訴える。なだめながら説明をしていると面会時間の20分などすぐに過ぎてしまう。コロナから面会時間は短くなり必要なことを済ませたら時間切れ。という感じ。私が高校生の頃、祖母が骨折で入院した時には学校帰りに毎日病院へいき祖母のベットの横で宿題なんかをしながら、ずーっと隣に座っていた事を思い出す。晩の病院食を一口もらったりしながら。また明日ね。といった感じだった。
その時の祖母と母を重ねながら病院帰り。足取りは重くなる。
2024.12.27（金）晴れ
母が入院。背中の痛みが治らないため先日行った病院と違う病院でMRIを撮った結果、頸椎骨折とのこと。その日のうちに入院になった連絡がホシから入り病院へ駆けつける。こんな年末、お正月になるとはと母を不憫におもう。頸椎の骨折はレントゲンでは写りにくいそう。最初からMRIを撮っていてくれたらと思ってしまう。
2024.12.25（水）曇り
目が覚めるとシトシト雨音。しばらく耳を澄ましていると雨は止んで朝の音が聞こえだすハナを実家に預けがてらの散歩時に、遠くの山の頂上ら辺は真っ白な雪が積もっていた。20時閉店。チキンのオーブン焼き（パセリ・ジャガイモ・蓮根を添えて）それとお刺身を並べローゼル酒を食前酒にして乾杯をする。昨晩、紅茶とナッツの米粉のバウンドケーキを焼いたのだけれど、あまりおいしく出来なかった。なにが悪いということはないのだけれど美味しいということもなく残念。イベントの時のケーキは米粉じゃなくて小麦粉にしてほしい。とジョーに言われる。
2024.12.23（月）晴れ
母の背中の痛みが治らないためホシが母を病院に連れて行く。レントゲンを撮ってもらうが異常はないらしい。母は病院に行くと、痛いところがどこかわからず、あやふやな感じだったらしい。なにも異常が無いということで安心はしたけれど痛みには心配が残ったままだ。21時閉店。晩御飯は昨日行ったお店の豚肉巻きが美味しかったので、それを真似する。春菊・エリンギ・ネギをそれぞれ豚バラ肉で巻き蒸す。豚肉を巻くのが不慣れで結構難しかったけれど出来上がりは上等だった。
2024.12.21（土）曇り晴れ
19時閉店。いそいでジョーと薬院の居酒屋へむかう。今晩は多恵ちゃん、真千子ちゃんとの忘年会。私達がお店に着くと、多恵ちゃん、真千子ちゃんが色違いのセーターを可愛く着て待っていた。2人とは放生会へ一緒に行った以来で久しぶり。多恵ちゃんと真千子ちゃんはお酒が強いから、沢山呑む。どんどん呑む。こちらもなんだかつられてしまいお酒に弱い私はフワフワしながら楽しい時間を過ごす。2軒目ではジョーは半分眠っていたし、多恵ちゃんと真千子ちゃんは喧嘩していた。（いつもの可愛い喧嘩）私達は完全にお酒に酔っていたから来年のビリヤード対決と長崎旅行の計画を立てたしお腹もいっぱいになったし、沢山喋ったし、満足して解散。計画が叶うといいな。
2024.12.20（金）曇り
20時閉店。ホシとリリがクリスマスマーケットに行っている様なので、ジョーが帰宅するとすぐにタクシーにのり市役所のふれあい広場へむかう。今晩はとても寒くて、椅子も冷たく4人で凍える。露店でかったホットワインもジャーマンポテトもすぐに冷えてしまったけれど、ネオンは綺麗だし、クリスマスの雰囲気も楽しい。バスで帰宅。バスから降りたジョーと私はトイレに行きたくて小走りになる。ジョーはクリスマスマーケットにいるときから我慢していたという。私もそうだったから笑う。笑うとますますトイレに行きたくなるから必死で小走りを続ける。
2024.12.19（木）雨曇り
今日は半年に1度の恒例行事。ホシと山の上ホテルでのスパ。30分ほどお風呂に入りからだをあたためてからマッサージをうけランチを食べてまたお風呂に入りお互いの目標や願い事を言い合う日。このお風呂で口にした通りのことが今のところ叶っているので私達はますます縁起を担ぎ大切な日にしている。マッサージを終えお風呂でホシと話していたら、悩んでいた事の将来のビジョンなどが見えてきて気持ちが楽になる。家に戻り明日はジョーの誕生日だから紅茶のシフォンケーキを焼く。生地を作りながら。願い事を反芻する。
2024.12.18（水）晴れ
閉店後ハナを迎えにいくと母が玄関を開け開口一番「背中が痛い」という。すこしさすって様子をみる。そういえば私も2、3日前から肩甲骨が痛む。凝っているのかな？母の背中の痛みが今週末まで続くならば病院に連れて行いった方がいいかもね。とホシと相談する。
2024.12.17（火）晴れ
ホシが陽子ちゃんと出かけ戻りが夜遅くなるので今日は、母にリリ、それに陽子ちゃんの子供のアリサちゃんとマコトくんのお世話を引き受ける。そのため16時閉店。まずはマコト君を幼稚園に迎えに行き、マルキョウによりみんなのおやつを買う。昨日、車の事故をみたのでお喋りしながらだけれど、最新の注意を払いながら、手をしっかりつなぎ歩く。家に戻りみんなでおやつを食べているところに母がディサービスから戻る。子供たちは母を交え遊んでいる様子。母が読み手を受け持ちかるた大会。ワ―キャー言いながら4人で仲良く遊んでいる感じがいい。賑やかな夜。
2024.12.16（月）晴れ
明け方目が覚めてボーっとしていたらジワジワと得体のしれない不安や恐怖が襲ってきれ体中に広がる。足元に眠っているハナを抱きトクトク聞こえるハナの心臓の音と寝息を感じながら落ち着きを取り戻す。お店にいく道中、ボンネットがグシャリとひしゃげた車が歩道につっこんでいて、その車が突っ込んだのであろう家のシャッターがへこんでた。私が通った時には、もう警察が交通整理をはじめていた。明け方の恐怖や不安と、ひしゃっげた車の映像が重なり、家族に安全運転することと、歩いている時にも注意することを伝えなくてはと考えながら開店準備にとりかかる。
2024.12.15（日）晴れ
お店の空き時間をみつけ少しだけ編み物をする。おとつい習ったお花のモチーフの編み方を忘れないようにするため。編み図をみながら、先生のレッスンを思い出しながら進めていく。21時閉店。今晩はだいぶ前に買ってきたバターナッツ南瓜を焼いてみようとおもう。はじめて食べるし、調理するのでワクワクしながら南瓜を縦に割りスプーンで種をくり抜き塩、胡椒、オリーブ油をふりかけバターをのせて180度のオーブンで45分焼く。とても美味しい！普通の南瓜もこんな風にして食べたら美味しいかもね。と言いながらジョーもとても気に入ってパクパク食べていた。
2024.12.14（土）晴れ
今朝は強い風が吹いていてお店の裏のイチョウの葉が全部落ちていた。黒い枝が寒そう。開店準備を終えお客様を迎えるまでの時間、窓際で日記を書いているとグングン明るくなり差し込む日が気持いい。20時閉店。ハナを迎えに行く。昨晩からジョーが家を空けていたので1人ご飯だった。だからインスタン食品、スナック菓子、アイスなど滅茶苦茶なご飯。口寂しいからとりあえず食べて過ごしていたら晩御飯の後からお腹が痛くなり、胃もムカムカしはじめ、グッタリ。ソファーに横になる。1人でご飯を食べるときにも、ちゃんとごはんを作り、食べることをジョーに教わったのだけれど私はすぐに怠けてしまう。具合が悪いからだには情けない気持ちが効きすぎてグッタリ自分に萎えてしまう。のそのそ起き上がり自分をなぐさめるために布団乾燥機をかけ入浴することにする。
2024.12.13（金）曇り時々雨
午前中、郁実先生が注文していた手芸の小物を届けに来てくれた。すずらんをモチーフにあしらわれたリッパーと糸通し。すっぽりと手に収まる程なのだけれど、丁度よく重いリッパ―は持ち手のところにすずらんの浮き彫刻がされていて握るとヒンヤリ冷たい。さわり心地もしっとり良い。21時閉店。夜、雨が降り出す。雨音を聞きながら今日習ったお花のモチーフをゆっくり1目1目丁寧に編んでいく。編み方のアドバイスも思い出しながら。雨音と編む音だけの時間にうっとりする。
2024.12.12（木）晴れ
夜に雨が降ったようでハナを預けに行く道は濡れていて落葉がへばりついている。空気は冷たくて落葉の匂いが濃く感じる。ヒヤシンスの球根を冷蔵庫から取り出し、水をたっぷりいれた花瓶に入れる。1人目のお客様を見送った後で様子をみると、もう短い根が出ているから驚いた。お店の飾り棚の上に置く。20時閉店。今晩はジョーが柚子胡椒たっぷりの鳥団子鍋を作ってくれた。鶏ガラスープに豆腐・三つ葉・ネギに手作り鳥団子を入れた鍋。鳥団子がとても美味しかった。
2024.12.11（水）晴れ
20時閉店。晩御飯を食べ終え眠るまでの時間に少し編み物をする。“ターシャの庭”をみながら。映像のなかのターシャは春にむけ庭に球根を植えていたから私も明日からヒヤシンスの球根を育てはじめようとおもう。
2024.12.10（火）晴れ
19時半閉店。ホシと母と晩御飯を食べに能古うどんへ行く。3人前のモツ鍋にサツマイモの天ぷら。私達のいつものメニュー。母は食べている最中、ずっとおせち料理の事を心配して準備しているかを何度も聞く。ホシはその都度、大丈夫だと繰り返す。ここ数日、この繰り返しばかり。お腹いっぱい食べてハナと家に戻るとジョーが牛肉とコーンのペッパーライスを作っていたから部屋中美味しそうな香りが充満している。ハナは鼻をヒクヒクさせ空気を思いきり吸い込んでる。だから冷蔵庫に残っていた牛肉を少し使いハナにも手作りご飯。ものすごい勢いで食べているハナの後ろ姿が可愛い。
2024.12.8（日）晴れ
お店の裏の大きなイチョウの木の葉が残り僅か。お昼休み、昨晩の残りの豚汁に生姜と卵をおとしご飯も入れてクタクタに煮てたべる。海外ドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス』をみながら。もう何回も見ている。過去と現在を行ったり来たりしながら登場人物それぞれの人生を一緒にたどることができる。特別なことはないのだけれど、毎回ハラハラするし涙もでるし悲しいし幸せなドラマ。21時閉店。リリは明日から小学校の行事で2泊家をあける。ホシは少し寂しそう。私がリリの歳の頃、初めての引っ越しを経験した。自分のことを誰も知らないところへ行くことの期待や不安などを思い出す。晩御飯はチリコンカン。少し汁気を多くしてスープみたいにして食べる。
2024.12.7（土）晴れ
今朝、目が覚めると隣でジョーが酷い鼻炎に苦しんでいた。鼻が詰まっているせいで眠れずそのせいで頭がボーっとするらしい。目の奥がこっていて頭痛になりそうとのこと。なので目のまわり、おでこ、頭、首、肩などを軽くマッサージする。マッサージした後はだいぶ良くなったみたいで、顔色もよくなった。私も少し寒気がしたので葛湯でからだをあたためようと葛粉を溶かし鍋にかける。すると水の分量を間違えて、だまができ、もう今から水を足してもどうにもならない。朝の忙しい時にこんなことしているから時計を見れば焦りだすし、鍋にこびりついた葛はなかなかとれないけれど必死に鍋をこするから、からだはあたたまった。
2024.12.6（金）曇り
今日はとても冷えるので薬膳鍋にしよう！と朝から決め張り切って働く。去年、台湾で食べた薬膳鍋がとても美味しかったので、それをジョーが再現し、元気を出したいときや、からだが冷えた時などに作ってもらい食べることにしている。お店では今年初めて遠方からいらしたお客様に「良いお年を」とお伝えした。今年もこんな風にお客様をお見送りできることがなによりのこと。21時閉店。薬膳鍋に入れるナツメグを切らしていたのが残念だったけれど、先日頂いたシナモンスティックを入れたら本場の味にさらに近づいた。元気がでた。
2024.12.5（木）曇り晴れ
ホシが干し柿を作ってくれたので持ち帰る。ねっとり甘く皮もしっかり味があり美味しい。最近、ハナのからだが一段と柔らかくなった気がする。毛も皮膚も筋肉も。抱っこすると私の腕の形にフニャリと変形し、すっぽりとはまる。すこし白っぽくなった目を覗くとハナは瞬きを数回し睡眠術にかかったみたいにトロンとなり、すぐに眠ってしまう。9時開店。20時閉店。少し疲れているので今日は早目に眠ることにする。お風呂から出たホカホカの体のまま湯たんぽかわりにハナを抱き布団に入る。
2024.12.4（水）晴れ
お店の裏のイチョウはやっと黄金色になり、なったそばから散り半分くらいに減っている。20時半閉店。洗濯が終わったタオルを干していると冷気を吸い込みグングン冷たくなる。三日月が綺麗。最近怖い夢ばかりみる。火事の夢。体がバラバラになる夢。車の事故の夢。眠れないのもしんどいけれど、夜中に悪夢から目が覚めるのも怖いから今日は無理して眠らずに夜更かしすることにする。
2024.12.3（火）晴れ
ヒヤシンスを育てはじめたいのに水道から出る水の温度がなかなかさがらない。去年の日記を読み返すと11月末にははじめていた。その頃、ホシとリリとジョーとクリスマスマーケットに出かけとても寒かった記憶があるので今年は相当あたたかい。20時半閉店。ミョウガをぬか床に入れていたことをすっかり忘れていたので慌てて取り出す。漬かり過ぎていたので水にさらし、細かく刻み、胡麻と生姜を入れご飯にまぶす。豆乳でトロトロに仕上げた湯豆腐とあわて食卓に並べ今晩は優しい晩御飯にする。
2024.12.1（日） 晴れ
昨晩、22時頃から貴美子さんと緑さんのお店にジョーと飲みに行き遅く寝たので、朝が辛くなかなか起き上がれない。目覚しが鳴るとすぐ止め、次のスヌーズを待ち、鳴るとまた止めてを繰り返しやっとこさ起き上がる。9時開店。20時半閉店。晩御飯はおでんと茄子とミョウガのぬか漬け。ジョーがエビスのビール缶“焦香（こがれこう）を買ってきたのでそれを飲みながら食べる。ビールはとても綺麗な薄いチョコレート色。寒い夜によく似合ってた。
2024.11.30（土）晴れ
久しぶりの晴れ。やっと洗濯物を外に干すことが出来て気持ちがいい。冷え込む朝。9時開店。この間、実家で母がディサービスからもらってきたプリントに民謡が書いてあって、それをみたリリが「おばあちゃん、歌って」とお願いしたら、母が大きな声で歌いだしたからびっくりした。母は歌うことが苦手で避けていたので歌っている姿なんて見たことがなかったから、歌っている母が珍しくて、しかも私達が全然知らない民謡だったから面白くて皆で笑った。将来ディサービスで私達は何をうたうのかな。と私がホシに尋ねると「気球にのってどこまでも」じゃない？と答えた。手拍子をはさみながらランララララララララララ～と歌っているのを想像し、ふぅーっと息を吐きだす。いいのか、わるいのか。そうなるのか、ならないのか。なっていいものなのか、わるいものなのか。はぁーあ。って感じだ。それでも急な母の大きな歌声を思い出すと可笑しくて笑顔になり、今日も営業を開始する。
2024.11.29（金）曇り時々雨
昨日のグラタンの出来がイマイチだったのでお昼休みにホワイトソースを先に作り、その中に炒めた玉ねぎ、白菜をいれて1皿分だけ作ってみる。断然こっちのほうが美味しい。最近は少しでも時間を短縮するために炒めた具に小麦粉をふりかけ、まぶし炒め牛乳でのばすやり方で作っていたけれど、これからはホワイトソースから作ることにしよう。録画しておいた「すてきにハンドメイド」をみながら美味しいお昼ご飯。20時半閉店。今晩は、ハナは実家にお泊りだしジョーも仕事で家をあけているので1人の夜。たまりにたまっている帳簿をつけようとパソコンをひらくけれど、手芸のテレビに感化されたからかものすごく編み物をしたくなる。結局帳簿はたまりすぎていて全然終わらないし、疲れてしまったので手芸もせずに眠る。
2024.11.28（木）みぞれ雨
灰色の雲から雨が降っているけれどそのうえに青い空が見えている。晴れ雨みたいな明るい朝。そのうちミゾレが降ってきてパラパラと可愛い音がする。リリは小学校で大きな虹を見たんだそう。虹のふもとにある家の屋根に突き刺さってたって言ってた。夜は凄い雷。晩御飯は昨日の煮物の残りを入れたグラタン。（シャビシャビ過ぎるホワイトソースが残念だったけれど。）レンコンの醤油焼き。ブロッコリーのナムル。ビデオに録画しておいた九州場所の千秋楽をみながら、応援しながら食べる。琴桜の初優勝！それに便乗し祝杯を挙げる。
2024.11.27（水）雨曇り
朝イチでお灸に行く。いつもの肩、腰、腕のコリに加え、背中のハリが酷くて押してもらうと痛気持ちいの痛い方がかなり強い。先生が「胃が疲れているのかな？」とおっしゃる。食べ過ぎのせいだ。背中の胃のツボにお灸を据えてもらう。じんわりポカポカして、そしてカーっと熱くなりまたじんわりと温度が下がっていくと筋肉もゆるみ気持ちがいい。鍼灸院をでると雨が冷たかったけれど背中はポカポカしていた。今年最後の「暮らしの手帖」を買いに本屋へ寄り急いで店に戻る。20時半閉店。今晩の献立は、里芋・こんにゃく・はんぺん・鶏肉の煮物と茄子と豚の味噌炒め。里芋は前回手が痒くなり大変だったので茹でてから皮をむく。ジョーは疲れていたのか晩御飯を食べると寝床へ行きコトリと寝てしまった。だから私は手芸の缶をテレビの部屋に持ってきて1目1目、雨の音を聞いながら編み進める。お店の応接間の飾り棚の上に敷こうと思うからその長さまで楽しむ。
2024.11.26（火）雨のち曇り
朝から凄い胃もたれ。眠りも浅かったからか、起きたてなのにすごく疲れている。浮腫んでブヨブヨしているからだは黄色くて気持ちが悪い。ジョーの顔も疲れているし同じ黄色。ハナを預けに家を出た時には霧雨がフワフワと浮きながら落ちる程度だったけれど開店の時にはしっかりと雨が降っていた。お店のマッサージベッドにホットカーペットを敷きストーブをもう1台追加し冬支度をする。19時半閉店。今晩は胃に優しいみぞれ鍋にしようと大根おろしをせっせとすりおろす。
2024.11.25（月）晴れ
21時閉店。サーモスのタンブラーの保温力が凄すぎて猫舌の私はいつまでの飲めずに結局マグカップにうつし冷まして飲む。「お腹減ったぁー」とジョーが帰ってきて、私も沢山食べたい気分だったから急いでハナを迎えに行き、ゆで卵・ほうれん草・グリーンリーフ・ミニトマトの胡麻和えサラダとエリンギ・小松菜の塩コショウ炒めを私が作り、ジョーは手羽先のから揚げを13本も作ってビールを飲みながら23時半ごろまでひたすら食べる。満腹。さすがに唐揚げは全部食べることが出来ず明日のお弁当に入れることにする。
2024.11.24（日）曇り
クリスマスツリーを飾る。毎年の恒例。恒例行事をすること、増やすことに専念するのはフワフワと頼りない私の人生におもしのようなものをして安心しておきたいから。
2024.11.23（土）晴れ
昨日の冷えでいっきに紅葉が進みしっかり秋色。それと一緒に冬まで来たような寒さでダウンを出す。ついでに袖なしと半袖をしまい込み完全に衣替え。朝イチ、「マツパン」で総菜パンと甘いパンを買い「COFFEE MAN」に持ち込みジョーとモーニング。家に戻りがてらその辺をブラブラ散歩。ソテツが枯れてしまったので、ガジュマルの木の植木を買う。ヒヤシンスの球根も。ホシとリリの分も。可愛い水耕栽培用のガラス花瓶を見つけたのでそれも。家に戻り、ヒヤシンスの球根はまだ育て始めるのには早いので紙に包み冷蔵庫にしまっておく。以前植木屋さんで教えてもらったやり方。暗く、冷たい場所に保管していた方がいいからだとか。本当かな、、、と思うけれど、去年それをしなくて7分咲き位で終わってしまったから今年はすることにする。
2024.11.22（金）晴れ
休日。9時過ぎに目が覚める。ゆっくり朝風呂に浸かりのんびり過ごす朝は贅沢。佐賀県有田町の陶磁器まつりに昼からジョーと出かける。山に囲まれ自然が豊かな有田町は空気がとても澄んでいるから冷えがストンとからだに落ちてくる。木造建ての歴史ある建物が並ぶ街を歩いていると、冷たい風が硝子戸にあたりガタガタと鳴る音がなんだか懐かしくて、それが一層冷えを感じさせる。いろんなお店を見てまわり素敵な湯飲みを見つけた。檸檬色に牛乳を混ぜたような柔らかい色のなかに南天の実が可愛く描かれている小ぶりの湯飲み。憧れの暮らしに思いをはせながら素敵なものを見て回る。帰り道のついでに伊万里のステーキハウス「ライおン」で晩御飯を食べ家に帰る。
2024.11.21（木）晴れ
冷えていたので朝ごはんにネギ、カニカマを入れ玉子雑炊を作る。少しラー油を垂らしピリ辛にしたからか体の芯からホカホカになる。9時開店。昨日の晩御飯づくりの時にキャベツの芯をハナにあげようと、まな板の隅に置いていたのをすっかり忘れていたのだけど、お昼ごはんに晩御飯の残りの粕汁を食べていたらそれが入っていた。クタクタに柔らかく味がよく染みたキャベツの芯はとても美味しかった。
2024.11.20（水）晴れ
お昼休みにジョーが作ってくれていたおでんを食べる。鶏ひき肉の油揚げ包みが最高に美味しかった。油揚げの中には餅とうずらの玉子が入っていてこんなの初めて食べたからちょっとした感動だった。昨晩、寝る前に小さなことから言い合いになり、私は台所に立つジョーの後ろ姿に言葉を投げていたのだけど、きっとその時、油揚げに具を詰めていたのだと思う。そういえば爪楊枝を持ち背を丸めながらナミ縫いみたいな動きをしていたような気もするし。言い合いをしながらこんな美味しいものをつくれるなんてすごい。ただつったって言葉だけなげていた自分の姿が頭に浮かぶ。すごく沢山言いたくて早口になりすぎるから時々詰まる言葉をごまかしながら怒る姿がみっともない。
2024.11.19（火）晴れ
気温がグッと下がった朝。ハナはなかなかお布団から出たがらない。声をかけるけれど、聞こえないふりをする。大きなユリの蕾が開いていた。赤紫色の花びらに白い縁取りがされていてとても大きくて立派。まだ体調がすぐれないハナをリュックに入れ外にでると今年初めて寒いって感じた。時期にようやく気候が合った様でホッとする。21時閉店。ライオンキングを見ながら晩御飯を食べる。12月に公開される超実写版を見に行く予定なのでその復讐もかねて。シンバの柔らかいお腹がハナそっくりで、シンバに危機が迫った時には、ハナをしっかり抱きながら見守る。
2024.11.18（月）曇り
リリの病院の通院日。朝イチで病院へ行き、その後、買い物にも少し付き合う。レジで会計をするリリを遠くから見ていると、レジのお姉さんとリリの背の高さがあまり変わらなくて驚く。それになにやらポイントなどの説明を受けていたらしく、頷いたり、受け答えしているからそれにも驚く。今まではホシと一緒にしていたことを1人でしている姿をみると、リリの人生がはじまったんだなぁ。と嬉しいのか悲しいのかよくわからない気持ちになる。20時半閉店。うちには炊飯器が無くお鍋でご飯を炊いている。今晩は保存用にといつもより多くご飯を炊いていたのだけれど、そういう時に限ってあと少しって時に火加減を間違えてしまい炊き損じてしまった。ジョーがこういうご飯を「ごっちん飯」っていうって教えてくれた。大量の「ごっちん飯」をタッパーに詰めていたら、疲れがどっと出てきたので晩御飯はジョーに任せる。昨日の里芋を使いとても美味しいグラタンを作ってくれた。明日は私がごっちん飯を使い雑炊を作ろうと思う。
2024.11.17（日）曇り晴れ
21時閉店。晩御飯に里芋を煮る。里芋を調理するのはとても久しぶりだったので熱を加えずに皮をむいていたら、手がチクチク痒くてたまらなくなる。急いでボウルに熱めのお湯を入れそこに少しお酢を垂らして手を浸し、こすったりするけれどなかなか治らず、数回それを繰り返し、痒みがとれるのに30分程もかかってしまった。里芋はねっとり美味しく炊けたけれどあんなにひどく痒くなるなんてびっくりした。昨晩の月はとても大きくて、明るくて、真ん丸で、すごい存在感だったからずーっと空を見ていた。さっきそれを思い出してネットで月のカレンダーを調べてみると昨日は満月だった。「正解」と言われたようで嬉しくなる。
2024.11.16（土）雨曇り
春みたいな生ぬるい天気。風も全く吹かずに空気が止まっている。ハナを預けに実家へ行くと今日はリリの公開授業の日だそうでホシとウリが、少しだけかしこまった格好をしていた。お母さん、お父さんなんだなぁと今さながらに感心する。いつもは当たり前なのだけど、何かの行事に出くわすとその都度、改めて何度も思う。開店前、植木のソテツが枯れていた。いままでは葉が黄色くなるとそれを切り、すると前より一回り小さな緑色の葉が生えるということを数回くりかえしてきた。けど今回は根の部分が萎み「使い切りました」って感じで完全に命が終わっていた。晩御飯は無性に辛ラーメンが食べたくなり、キャベツ、玉ねぎ、エノキをいれクタクタになるまで辛ラーメンと一緒に煮込み、卵を落として半熟まで火を通し、熱々を食べる。食べたいものを食べた時。それがちゃんと美味しかった時の満足感はすごい。
2024.11.15（金）くもり雨
玄関で見送ったジョーの背景が薄い紺色で空気が湿っていたから、雨が降るなぁと思っていると丁度パラパラと降り出した。ホシの友人の陽子ちゃんに最近あまり眠れないと話していたら、城南区長尾の「はくすい堂」に連れて行ってくれた。店内は広々していて清潔でスタッフさんが淹れてくれたルイボスティーが美味しかった。入ってみたいなぁと思っていたお店だったから期待通りで嬉しい。不眠や精神不安、心身の疲労に効果があるといわれている「リュウガン」とレモングラス・ラベンダー・カモミール・オレンジピールがブレンドされた「すやすや眠り姫ブレンドティ」を買う。不眠に対しての安心も買った感じがする。陽子ちゃんが「牡蠣をたべるとよく眠れるよ」と教えてくれたので今日の晩御飯はカブと牡蠣のスープ。スープを大目にして、ご飯を入れ卵をとき雑炊みたいにして食べる。トロトロのカブと牡蠣のだしがよくでたスープ。美味しく出来た。
2024.11.14（木）曇り
今日はホシ・リリ・母・叔母・私の5人。毎年恒例にしている秋の遠足に出かける。まずは久留米でお昼ご飯。小さい頃から行きつけている母の実家の近くにある鰻屋さん。ずっとこのお店の味で育ったため鰻はここが一番美味しいと感じる。リリと母と叔母はせいろ蒸し、ホシと私は鰻定食、それに鯉こくを追加してせっせと食べる。そんな様子をリリが携帯カメラで撮り、変な顔をグループラインのアルバムにあげ、それをみてみんなで笑う。せいろ蒸しを完食した母にみんなで感心しながら店を出て、うきは市へ柿狩りに行く。これがメインだったのだけれどいつも行っていた柿農園に着くとしまっている。様子をうかがっていると車の音を聞いたからか、奥から農園の方が出てきてくれた。今年は温暖化で柿がうまいこと育たずに農園を閉めているとのこと。確かにぶら下がっている柿は小ぶりで熟していない。笑顔で頭を下げながら説明してくれるとても親切な農園の方は、どんなに残念な思いをしているかと想像すると胸が苦しい。来年は柿狩りが出来たらいいな。来年に願いを込める。
2024.11.13（水）曇り
晩、ハナを迎えに実家へ行くと母が上機嫌で迎えてくれる。母の隣でホシが、明日はみんなでおでかけの日だから機嫌がいいのだと教えてくれた。「明日はどこに行くんだっけ？」と聞くと少し考えて大きな声で「柿狩り！」と張り切って答える。そして髪型を少し変えた私をみて、「明日柿狩りだから髪型かえたんでしょ？」とニヤニヤしながら言ってくる。「髪型かえたの分かるの？明日なにをするかちゃんとわかってるんだね！」と母に言うと「そうだよ！全部わかっているんだから」と得意げに答える。忘れている事、忘れていない事、忘れている時、いない時、わかっている事、いない事の境界線が曖昧で、しかも行ったり来たりするから不思議。行ったり来たりしながら進んでいって戻れなくなったのかな。と帰り道、母のことを思っていると、私だって今日、明日と過ぎた時間は戻れないし、わからない事だらけだし、もう結局みんな同じだな。とぼんやり考えながら、体調があまりよくないハナをリュックに担ぎトボトボ歩く。夜遅くに風邪のひきはじめの入り口みたいな感じになり慌てて全身にテルミーをかけ、背中の上部（風門のツボ）とおへその下（関元のツボ）にミニカイロを貼り、湯銭しトロトロに仕上げた卵酒にシナモンをふって飲み、明日に備えて早目に布団に入る。
2024.11.12（火）晴れ
お店の空き時間が1時間程できたのでその間に急いで晩御飯のおかずの仕込みをする。レンコンのから揚げと茄子の煮びたし。急いだせいで茄子のあく抜きが不十分で後味が苦く舌にいつまでも残る仕上がりになってしまった。立派な茄子だったのに残念。ぬか床にキャベツを入れたかったけれど1玉499円だったので断念して代わりに買った茄子だったのに悔やまれる。20時半閉店。ハナを迎えに行き家に戻る。ジョーとはすごく気まずい空気。お互いに言いたいことがあるのに喧嘩する元気は全然なくて、だから表面上は普通を装っているから、ちぐはぐで変な感じ。ハナはいつもジョーにベッタリなのに異変を感じたからか2人の間を平等にウロチョロしている。
2024.11.11（月）曇り
昨晩、カモミールティーを沸かし水筒に入れて眠ったので夜中目が覚めた時にも、あたたかなお茶がすぐに飲めてホッとすることができた。だんだんと先回りの対処ができるようになってきた。ディズニープラスにも入会したしこれで怖いものなしだ。20時閉店。今朝私がハンバーグの種を作り冷蔵庫にいれていたのをみつけたジョーは今晩は洋食メニューにしようと張り切ってエビフライの下ごしらえをしている。私はキャベツの千切りに大根のぬか漬けを刻み入れ、それに茹で玉子を添える。全部美味しかった。ディズニープラスでドラマを探していると、「アリー・ｍｙLove」をみつけ大喜びする。20年以上前に見ていた大好きなドラマだ。再生ボタンを押し、オープニング曲、登場人物や部屋・オフィス・共同トイレ！懐かしすぎて再生スピードが興奮に追い付かず、ああだった、こうだった、これからどうなる、この人は、、、などと2人で興奮しながら教え合う。
2024.11.10（日）曇りのち雨
ハナは今晩実家でお泊りだし、ジョーも仕事で家に戻らないため、久しぶりの1人の夜。20時半に閉店し徒歩10分弱程のところにある22時まで営業している本屋へ行くことにする。雨が結構降っていたから外出を迷ったけれど1度、頭に浮かんだ計画は拭えず長靴を履き家をでる。黒いアスファルトにテンテン跳ねる雨粒のわっかを踏みながら買いたい本のリストなんかを思っているともうほとんど気分転換は出来た感じ。本屋で1時間程過ごし帰宅。買った本をお風呂に持ち込み長湯する。ぬか床に大根・柿を漬けて、お灸をして眠る。
2024.11.9（土）晴れ
閉店後、家に戻ると昨晩のみに行ったジョーは休日で、1日中寝ていたと言う。私は、もうそんなに眠り続けることが出来なくなった。夜中に目が覚めることに慣れてきて、それなりの時間の過ごし方も楽しめるようになってきたけれどグーッとぐっすりと眠れることに勝ることはないから、眠り過ぎてむくんだ顔をみながら羨ましく思う。冷蔵庫を開けると黒くなりはじめたバナナが隅に追いやられている。このままでは潰れてしまいそうなので、胡桃を混ぜバウンドケーキを焼くことにする。最近、小麦粉をとりすぎた時にお腹を壊すことが多くなったので米粉にかえて作ることにし、なるべく軽く仕上げたかったからバターを太白胡麻油にかえた。まぁまぁの出来だったけれど、満足ではなかったから、今度は分量をかえてつくってみようと思う。
2024.11.8（金）晴れ
午前中、郁実先生が来てくれて1時間半程度の手芸教室。「今月はなんだか手芸というより読書の気分だったので宿題は、はかどっていません。」と伝えると「あらぁ。いいわねぇ。」と答えてくれてそこから本の話へ。郁実先生が以前オススメしてくれた本の話にも及び感想やストーリーに重ねた自分の体験、その時の様子など再現しなければとおもうからお互い忙しい。それに郁実先生はこの1ヶ月の出来事がてんこ盛りにあってそれを喋る必要があったから、その合間に先生から教えて貰いながら編む私は、耳に集中し、口まで動かし、手まで神経がいかずに2目編んではとまり、3目編んでは間違えて、ほどかなくてはならなかったし、ちっとも進まないのだけれど、それどころではないくらい2人で白熱してしまった。12時開店。マッサージをする部屋が少しヒンヤリ肌寒かったので今年初めてストーブに火をいれる。20分程度で暖まり消したのだけれど部屋が冬の匂いになり心がスーッと静かになる。
2024.11.7（木）晴れ曇り
4時頃目が覚め、台所でご飯の下ごしらえなんかをいていたらその音でジョーの眠りが妨げられたらしく朝からとても機嫌が悪い。これから目が覚めた時には寝室から一番離れている部屋で過ごそうと考え、その部屋に手芸道具や絵の具、今読んでいる本などを移動させ、せっせと模様替えをする。そして開店前、実家に来ていた叔母（母の妹）と意見が合わず盛大に喧嘩をする。大きな声を出し合い怒りの感情ばかりが先走り頭がクラクラする程全身で怒る。叔母もそうだった。叔母の怒った顔の中に祖母と母の顔をみつけた。若い頃はそれぞれ全然違った顔だったのに。閉店後はなにもする気力がなく仕事帰りのジョーに外食でもする？と聞くけれど「家で食べたい」といわれ、もぉー、とおもうけれど作るのも片付けもジョーがしたのだから、それでいいはずなのに一向に気分がよくならない。それを伝えるとそういう時には「気分をかえたいから外食をしたい」と伝えてよ。そしたら外食したよ。ちゃんと言わなくてはわかりません。と言われる。その通りだ。私は喜怒哀楽が過ぎた時は特に、言葉を間違えるし、そこに乗っかる感情も間違っていることが多くて周りの人に不快な思いをさせることが多い。
2024.11.6（水）晴れ
午前中、着付け教室にイチョウの葉色の着物を選び持っていく。私がもっている着物は祖母と叔母（母の姉）のおさがりばかりだ。着物に興味を持ちだしたのは、「着たい」と思う洋服がなくなってきた3年程前で、私が大学生の頃に亡くなった祖母と叔母の着物姿は全く覚えがなく、それぞれの着物にどの帯を合わせていたのか、とかどんな小物を選んでいたのか、など見てみたかったし、聞きたいことがいっぱいある。今の私が祖母と叔母と一緒にそれぞれの着物について話しが出来るのなら、とても楽しいのになぁと想像する。今日持っていく着物は叔母のものでしつけ糸がされたままだった。若い頃から病気を患っていた叔母が、いつか着ようとあつらえタンスに入れたままだったのだと思う。私がとるはずではなかった、しつけ糸に、ハサミを入れるときには叔母になったつもりになり、糸が全部はずせるまでその感覚に集中するけれど、着物の方はなんだか不思議そうな様子で、私が着ることに「納得がいかない」みたいな感じだった。
2024.11.5（火）晴れ
今年の夏に駄目にしてしまったぬか床。新たに仕込み直すには気力が足りず「千束（ちづか）」さんのぬか床を使うことにする。セロリ、人参に塩をすり込んでいると時間に余裕がなく急いでザクザクと包丁をいれサッサと料理している時よりもさらに食べ物を大事にいただくみたいな感情が湧いてくる。今日のお店はいつもより暇だったので、たまっていた手芸の宿題をせっせとする。今月はやりたいことが多くて手芸が後回しになっていたからのんびり楽しむというよりせっせと一生懸命に手を動かす。晩御飯は少し冷えたので南瓜・キャベツ・しめじ・ネギ・鶏肉のかす汁と閉店後スーパーにより買ってきたはじっこばかり集めた海鮮海苔巻き。
2024.11.4（月）晴れ
二日酔いでギリギリまで眠る。お酒をのんだ次の日はソワソワする。弱いのにのむから感情が制御できずなんでも「過ぎ」てしまう。ジョーに「いい加減起きないと遅れちゃうよ！」と布団をはがされ観念して体を起こす。お湯で薄めた黒豆茶をのみ、淹れてくれた珈琲を飲むと、グッタリしたからだに合わず鳥肌が立つ。なんとかしようとシャワーを浴びからだに熱を入れる。閉店後ハナを迎えに行く。鍵を開ける影が母だったのに玄関を開けるとサッサと奥に行ってしまった。後ろ姿がいつもより曲がって小さい感じがした。以前、背中をまっすぐにしなきゃ。最近曲がっているよ。と伝えると、曲げると楽ちんだし、まっすぐするより痛くないからって言っていた。痛くて曲げてるのだと思っていたけれど、曲げた方が楽だとは知らなかった。ホシが刺身こんにゃくの酢の物をタッパーに入れ、「晩御飯の足しにどうぞ」とくれる。柚子が効いていて美味しかった。眠る前に生姜シロップを作る。生姜を買うときに新生姜とラベルに書いていたけれど、これはもう新生姜じゃないよなぁと思っていたのにうっかり新生姜のレシピで作ってしまったので辛味が強くでた。私はその方が好みなのだけれどお店で出すには辛すぎかなぁと思うので自宅用にする。つくりたての生姜シロップを炭酸で割り飲む。美味しい。酢の物のお返しにホシにお裾分けしようと瓶に詰める。
2024.11.3（日）晴れ
雨が続いていたので今日の洗濯日和が嬉しい。乾燥機に入れ柔軟剤の香でフワフワに仕上げるのもいいけれど、太陽の下でカラッと乾かす方が気持ちいい。閉店後、晩御飯を済ませ貴美子さんと緑さんがやっているお店にジョーとのみに出かける。私達に加え常連さんで丁度よくカウンターが埋まって少しのはずが家に着いた時間は2時を過ぎていて、慌ててシャワーを浴び布団に入るけれどのみ過ぎたようで目をつぶるとグラグラして眠っているのかいないのか、気分も悪く、眉間に皺を寄せ目を瞑る。
2024.11.2（土）雨
大雨は今朝まで続いていた。目が覚めると同時に耳に入ってくる激しい雨の音が気持ち良い。窓を開けると冷たい風と一緒に雨と雨に打たれた緑の匂いが部屋に入ってきて眠気と混じりいつまでも眠っていたくなる。呑気にしていたけれどテレビをつけると大雨暴風洪水注意報が出ていた。開店して少し経つと小降りになる。晩御飯は大抵22時頃になるためお米は食べないのだけれど今日は朝ご飯みたいなのが食べたくて、今晩の献立は納豆・めかぶ・しらす・鰹節をご飯の上にのせ、赤魚の西京焼きと冷奴（塩こぶ、キムチをのせごま油を垂らす）油揚げ、わかめの味噌汁にする。ハナの調子はいつも通りに戻り元気になった。干していたローゼルが完全に乾いたのでブランデー漬けを作る。クリスマスの時に飲もうと思う。
2024.11.1（金）雨
今朝、珈琲をのみながらホシが最近急激に太ったし、老けたと自分の写真をみせながら顔の輪郭、体の厚みの変化を熱心に伝えてくる。小柄で痩せ型で童顔なホシは、がっちり型な私からしてみれば、そんなこと全然ないのだけれど、まぁ、年を重ねれば老けないことなんてありえないし毎日顔を合わせているからわからないだけかもしれない。昨晩ジョーも同じような事を言っていた。顔が四角くになったとか、そのうえにのっているホッペが垂れてきたとかお腹が出てきて腰回りが太くなったから筋トレしなくては。とかなんとか。ジョーとホシの歳は一緒で体型なんかもよく似ているから老けた、と感じるタイミングも同じなのかな、、、それともこの位の年齢になると感じるものなのかな、、、と自分の時のことを思い出してみるけれど覚えていない。今晩、ウリ（ホシの夫）が仕事で家をあけるためホシとリリが晩御飯に招待してくれたので営業終了後、ジョー含め4人で食卓を囲む。ホットプレートにぎっしり並んだ餃子は手作りでとても美味しい。リリはお供えものくらいの小さなコーラの缶をあけ、お花柄の小さなワイングラスに注ぎ、ちびちび飲み、私たちはビールをのみ、パクパク餃子を口に運びながら皆、ひっきりなしに喋る。食後はリリの好きなものでいっぱいのお部屋をみに行ったり、マリオカートで大いにはしゃぎ笑い遊んだりした。こんな風にみんなで丸くなったり、四角くになったり、厚くなったり、垂れたりしながらのんびり歳をとっていければいい。帰り道、すごい土砂降りの雨。息苦しくなるくらいの向かい風が大雨をぶつけてきて、びしょ濡れのズボンが太ももにぺったり張り付き、長靴なんて全然役にたたず靴下は雨水を含んで歩くたびにダブダブいった。
2024.10.31（木）曇り
5時ごろ目が覚め本を読んだりしながらゴロゴロすごす。そろそろ1日をはじめなくてはと思い、気持ちを切り替えようと朝風呂を沸かす。思っていたより体が冷えていたのか湯舟に入るとお湯の温度がサーッと下がり、お菓子の食べ過ぎで昨日から壊れているお腹をちっともあたためてくれない。おへその下に小さな貼るホッカイロを装着し腹巻をして開店準備にとりかかる。営業中「雪やこんこ」をかけながら今年はじめての灯油販売車が通っていく。マッサージ中だから静かにしてほしいな、、、と思いながら、そろそろストーブの準備をしなくてはと思う。それでも今年はまだ気温は下がりきらずにお店の裏にある大きなイチョウの木の葉は少し黄色が混じっているくらいだし、お風呂上りに髪を乾かすときには扇風機が必要だし、家の中ではノースリーブで過ごしているから衣替えもまだしていない。ホシはウクレレを買った。英語に加えウクレレもはじめるらしい。健康を確信したホシの勉強意欲は増すばかりだ。
2024.10.30（水）晴れ
ハナは大事をとって散歩はせずに、リュックに入れて実家に行くことにする。リュックをハナの目の前に置くと、しっぽを振りくるくる回りながら素早く入る。歩かずに移動できるリュックが大好きだ。お店にむかう途中、歩道の脇で猫が死んでいた。車にでもはねられて誰かが脇に移動させたのだと思う。顔が草に隠れてみえなかったけれど首あたりが赤黒い。眠っているのとは違う質感。じっとり重く地面に沈んでいる。そのまわりだけ色が抜けたみたいな灰色にみえる。今朝が最後だった猫。生の最後はなんで残酷なのだろう。老衰でも病気でも事故でも事件でも。頭が先でも体が先でも。急でも急じゃなくても。痛く、苦しく、辛く、孤独で容赦ない。お昼すぎホシから「ハナの元気がなくて心配」との連絡がはいった。明日は病院がお休みの日で何かあったら困るのでお店を少し早目に閉めて病院へ連れて行くことにし、実家へむかう。途中、半年前くらいにオープンしたドーナッツ屋さんに寄る。そのお店は可愛くて、小さくて、店員さんの笑顔も素敵で甘い香りが広がっていて、ドーナッツもフワフワ軽く美味しいお店。ドーナッツを食べ一息つき診察券を取り出し、、、そしたらなんと午後からは休診だった。水曜は午前中だけの診察だった。なんとも情けない気持ちで家に連れて帰ったハナはいつもよりは元気がないけれど食事もトイレもちゃんとできたので、まぁ大丈夫かな、、、と思うけれど反省する。ホシからもらったローゼルを洗い干す。水にさらすと赤がさらに深くなり、今朝の猫を思い出す。
2024.10.29.（火）曇り
お昼ごはんは宣言通りピザとパスタ。昨日の残りのエビを使ったトマトパスタをジョーが作る。ピザは私が担当。生地が発酵しすぎて6枚分が12枚分にもなったけれどパリパリに仕上げるようなるべく薄くのばし、トマトソースを塗りサラミ、モッツァレラチーズ、とろけるチーズをのせて焼いたらとても美味しく出来て感動するくらいだった。なかなかの大作業で出来上がりが14時を過ぎていてお腹がすいていたせいもあるかもしれない。ハナの様子がお昼からおかしい。ご飯も半分残した。そんなことめったにないのに。腰が痛むのかなぁと思いハナにマッサージをする。ジョーはネットフィリックスでＳＦアドベンチャーをずっと見ている。私は隣で本を読んだり日記を書いたりしながら横目で物語を追っていると次から次へとトラブル続きで疲れてしまう。ハナはその隣でぐったりした感じで眠っている。
2024.10.28（月）曇り
今日、明日、本当は宮崎旅行に行くために連休を取ったのだけれどジョーのお母さんがいる介護施設の運動会が今日になったので旅行をやめて運動会に行くことにしていた。それなのに。午後からだと思っていた運動会は午前中からで、家を出ようとしていた時にはもうはじまっていた。車で1時間半くらいかかる所だから気が付いた時にはもう間に合わず、私はダラダラしつこく文句を言い続ける。だってせっかく連休にして旅行に行くはずの日で、運動会だって楽しみにしていたから。ジョーも自分の勘違いに落ち込む。計画変更。北九州にあるショッピングモールに行きそのあとにお母さんの様子を見に行くことにした。途中、お昼にイタリア料理のお店に入りマルゲリータとトマトソースのパスタを食べる。ジョーはこれだったら自分の方が美味しく作れると言って明日作ろうと意気込んでいる。私もそう思う。ショッピングモールで自分への記念に（お店三周年の）サングラスを買った。そのお店に素敵な眼鏡チェーンが置いてあって、私はずっと眼鏡チェーンに憧れていてそのチェーンがサングラスにもよく似合いそうだったから買おうか迷っていたらジョーが買ってくれた。ジョーも自分用にサングラスを買った。ホシとリリにサングラスに眼鏡チェーンをしてみせたら火曜サスペンスみたいと言って2人で笑っていた。晩御飯はポットプレートで豚肉・エビ・南瓜・玉ねぎ・茄子・椎茸・キムチを焼いて食べる。ブロックの豚肉は厚くそのまま焼き、食べるときにハサミで切る。前回、豚肉が縮みすぎたのでその教訓を生かした。コチュジャン・甜麺醤・鶏ガラスープの素・お酒・ごま油を配合して作ったタレはとても美味しくて、豚肉・キムチ・ご飯の上にそのタレを少し垂らしグリーンリーフで包んで食べると最高だった。
2024.10.27（日）曇りのち雨
水道から出る水は本格的に冷たくなった。けれど温度はそこまで冷めきらずになんだか生暖かい感じ。お客様に出す飲み物を温かくするか冷たくするか迷った結果、冷たい飲み物を用意して開店。お昼ご飯に袋ラーメンのうまかっちゃんを食べる。小さい頃から袋ラーメンといえば札幌一番塩ラーメンだったけど1ヶ月くらい前に食べた時、いつもより美味しく感じず袋ラーメンを色々試し中。夕方から雨が降る。粒が細かくてフワフワ浮きながら落ちてくるみたいな雨。20時閉店。ジョーが仕事終わりにガーベラとユーカリを買ってきてくれた。はっきりしたオレンジ・黄色。スーパーへ買い出しに行きハナを迎えに行く。今晩はジョーが茄子・レンコン・豚バラ・エレンギの甘酢炒めを作る。甘味が足りず、味がぼんやりしていた。
2024.10.26（土）雨・曇り
昨日マッサージを受け、お風呂にゆっくり浸かったからかぐっすり眠れた。今朝のひんやりした温度もよかったのかもしれない。お腹がすいていたので、ニラ、椎茸、ネギで雑炊を作る。だしを取った煮干しは小さかったので入れたままにし薄味にして一味を沢山かけて食べる。ポカポカしたからだで9：00開店。19：00閉店。肩が重怠いのでジョーに肩を少し揉んでもらう。じんわりゆっくり押してくれた。眠る前、今度はジョーが腰が痛いと言うのでマッサージをし、お灸をする。マッサージされながらジョーは数年前に亡くなったお父さんがよく口ずさんでいた唄が急に気になったようで、その唄を思い出そうとするけれどなかなか思い出せず、ヒントを出し合い手掛かりを見つけては動画で確認するけれど結局見つからず、そんなことをしていたからとてもくたびれて、乗り物酔いみたいな感じになってしまった。具合が悪くなりながら力尽きて眠る。
2024.10.25（金）晴れ
ホシが左足が痛みしんどい、というのでマッサージオイルにラベンダー・ミントの精油をいれ私も癒されながら開店前に少しマッサージをする。いつもと違うマッサージなんかも試していたらイメージが手に伝わり今までと違う手技が出来てきた。いい感じたっだのでこれを固めていこう。今日はお店の3周年記念日。思ったよりすごく、すごく嬉しい。19時半閉店。閉店後なにかお祝いをしたくて色々考えた結果、早良区にふくの湯が新店舗を出したのでそこへバスに乗って行くことにした。マッサージもしてもらおう！と思いつきウキウキする。お風呂に入る前にボディ60分、ヘッド20分コースを選ぶ。担当してくれた女性のマッサージ師さんが最高だった。マッサージ、からだの触れ方や扱い、手の厚みや親指の感じ、笑顔まで完璧だった。嬉しすぎる。お風呂に入り、サウナに入り、塩サウナにも入り、満喫した。ソフトクリームまで食べた。明日から4年目に突入する。また来年お祝いできるよう頑張ろう。今朝、干した布団にまだお日様の匂いが残っていたから、また幸せを感じ満足して眠る。
2024.10.24（木）晴れ・曇り
夜中3時に目が覚める。眠いのに眠れない。なにかをする気力もなくて携帯で動画をみながら過ごす。飽きて、ごそごそ起きて、晩御飯に鮭の南蛮漬けを作ろうと思っていたから、その仕込みをしようと台所に立ち、玉ねぎ1ヶ、人参1本、ピーマン2ヶを薄切り・千切りする。結構疲れた。人参がすごく太くてくたびれた。漬け汁を作るときにお酢がほんの少ししか無いことに気が付きがっかり。代わりにポン酢をいれてみたり、めんつゆを入れてみたりしていると、どんどん変になり中断。ハナを実家に預けに行く。今朝は羊雲が綺麗。実家に近づくにつれ細かな雲が大きな1つになり空全体が雲に覆われていた。桜の木の葉が少し紅葉していた。銀杏の実が落ちて潰れていた。秋だなぁと思いながらハナと歩く。開店前、大きな虫が入ってきてカーテンと窓の間でジージーといっている。たまにボテッと落ちたりして、そしてまたジージしてる。カミキリ虫みたいなよくわからない虫。開店までに何とかしなくてはと焦りながら、ソーッと窓を開けそこら辺にある紙で虫を少しづつ歩かせ移動させ、必死で逃がしてなんとかなった。すごく疲れた。今日は午前中に疲れすぎだ。21時閉店。ホシにお酢を分けてもらい南蛮漬けをつくるも、ポン酢や醤油を入れたせいで塩っ辛くなり過ぎていた。なにかで代用しようとすると失敗するなぁ。何度もこんな失敗をしているのに繰り返してしまう。仕事で大分に行ってたジョーがお土産にと酒蔵に行き「ちえびじん」を買ってきてくれた。もやし・キャベツ・ワカメのナムルを作り、しょっぱい南蛮漬けと一緒に出すけれど、美味しい日本酒とは不釣り合いで申し訳ない気持ちがした。
2024.10.23（水）晴れ
開店前、ベランダに水を流しデッキブラシでゴシゴシ掃除する。秋晴れ。ベランダの床が日に当たりピカピカ綺麗に光る。午前中の営業を終えお昼ご飯にそうめんを2輪茹でる。そうめんにワサビをじか付しツルツル食べるとすぐに食べ終え追加でもう2輪茹でる。さすがに飽きて半分残し冷蔵庫へしまう。おやつにホシ手作りのきな粉をまぶした胡桃餅を食べお昼休みを終える。冷房もストーブも使わないこの時期はお香を焚くとそのままの香りがお部屋に充満してくれるので嬉しい。よく晴れ温度もまた上がってきたのでお客様に出すおしぼりを冷やし、生姜シロップは氷水で割ることにする。
2024.10.22（火）雨・くもり
6時半起床。遠くで雷が鳴り雨が降り出す。どんより暗い朝。ＮＨＫで親の介護の回が再放送していた。前回の放送時もたまたまみていた。なんだか前回と思う事が全く違ったので前回の放送日をしらべてみたら半年前の4月22日。母が腰の骨を折り2ヶ月の入院を経て退院し自宅へ戻ってきた頃だ。入院前、母は認知症の症状のため常にイライラし怒りっぽく、時には被害妄想もあり家族に当たり散らしていた。あの時はみんないつも眉間に皺をよせ怒っていたし疲れていた。もう本人も家族も疲れ果て、ストレスが頂点になった頃、母が入院した。母は入院を嫌がり面会時には帰りたいと泣いていたけれど家族は母と距離を置くことが出来て心底ホッとしていた。あの頃はみんないっぱい、いっぱいで余裕が全くなかったなぁ。と振り返る。今は大変なことも多いけれど母は認知症が進行した分穏やかになった。9時開店。気温が下がったのでお客様に出すおしぼりは常温にして、生姜シロップはお湯割りにしようと用意する。
2024.10.21（月）曇り・晴れ
目覚ましをかけずに寝ていたら10時に目が覚めた。休日。今日は家でゆっくりしようと思っていたから目が覚め時計をみて大満足だった。久しぶりに肉まんを作るも生地は水っぽく、肉餡の味はしないし大失敗。時間をかけて作ったから余計がっかりする。ジョーは塩・胡椒をふりながら、私はポン酢と辛子をつけながら食べる。時間がある時にまた作ろう。最近、なかなか疲れが取れないので「お昼寝でもしてみようかな。でも眠れそうもないかなぁ」と独り言を言っていたらジョーがタオルケットを出し布団をひいてくれた。お昼寝は相当久しぶりだったから眠れないと思ったけれど布団にゴロンと転がって、タオルケットの肌触りを気持ちよく感じていたら、ハナが隣にもぐってきて、ジョーも一緒にゴロンとなって、差し込む日差しも心地よくて幸せな気持ちになり2時間も眠った。外が暗くなっていてびっくりした。晩御飯、ジョーは骨付きカルビ、私は骨付きチキンをそれぞれ自分で好きなように味付けし焼き、サニーレタス・玉ねぎ・セロリ・パセリのサラダを添えて食べる。少し足りなかったので冷蔵庫のご飯をレンジで温め明太ご飯にしてたべる。
2024.10.20（日）晴れ
4時、息苦しくて目が覚める。すごく眠たいのに。起き上がってもなかなか良くならず参ったなぁ、、、と思っているとジョーの目が少し開いて「あつい」と言ったので扇風機をかける。私も風にあたっているうちにいつの間にかまた眠っていた。7時起床。ハナを実家に預けに行く道中、今朝は人通りが多くて私の後ろからタッタッタと歩くハナをみて「可愛い」と声をかけてくれた人が3人もいた！もう12歳になるけれどマズルが短くてポチャッとして小柄だからカットしたての時には赤ちゃんに見えるときがある。ちゃんと見ると年相応だけどそれもまた余計に可愛くみえる。昨日の雨のせいか空気が澄んでいる。開店準備、お店の窓を全部あけ掃除をしていると風がスゥーッと抜けて気持ちがいい。お昼はジョーがボロネーゼとトマト・玉ねぎ・ピーマン・カイワレのサラダを作ってくれた。久しぶりにちゃんとしたお昼ご飯を食べ、美味しすぎて食べ過ぎてしまった。20時閉店。ネットフリックスで韓国ドラマ「Missナイト＆Missデイ」をみる。明日は久しぶりの休日でラスト3話だったので夜更かしして最終話まで見終える。
2024.10.19（土）雨・曇り
6時半起床。弱い雨が降っている。お茶を淹れ日記を書き少し読書。ホシからの勧めで原田マハさんの「本日は、お日柄もよく」を読んでいる。実家は家から徒歩20分くらいのところにありハナを預けがてらの散歩に丁度いい。土曜日はリリの水泳教室。「プールなんかにはいったら寒いやろう」と心配する母を「室内プールだから大丈夫だよ」とリリが安心させる。開店準備が終わる頃、どしゃぶりの雨。景色が真っ白になるくらいで雷も大きく鳴っていた。お客様もびっしょり濡れていた。20時30分閉店。ジョーとハナを迎えに行く。晩御飯はたこ焼き。ネギと紅ショウガをたっぷりいれ限界まで水でのばしトロトロに焼く。上手にできた。ジョーに軽くマッサージをして眠る。
2024.10.18（金）曇り
夜中ハナチの鳴き声で起きる。実家ではいつも1階のリビングでおとなしく眠るハナチは私の家では一緒に寝ているからか2階にいる私を大きな鳴き声で呼ぶ。家族を起こさないよう様子をみにリビングへ。ソファーにハナチと横になりそのまま6時半。ホシとリリが起きて来るまで眠っていた。半分眠り、半分寒いなと思いながらの睡眠はしんどすぎた。今日はヘロヘロな1日になりそうだと覚悟しながら開店準備にとりかかる。
2024.10.17（木）晴れ
6時起床。実家にハナチを預け開店。リリは病院への通院日だったため学校を欠席。母のデイサービスは木曜日が休み。久しぶりにホシ、リリ、母の4人の時間が出来たのでランチに行こうとなり私はお店を抜け4人で食事会。順番待ちの時間が結構長かったので隣の植木・花屋さんをのぞく。3年前、大阪から移住してきた記念にと母がゴムの木を買ってくれたお店。その事を母に話すと勿論覚えていなかったけれどそういう事は何度も話そうと思う。植木や花をみながら喋りながらお店を1周すると母の腰が痛み出し食事処の待合室に戻る。豆腐料理をお腹いっぱい食べ、（豆腐、湯葉がこれでもかとでてくるので少々飽きてしまったけれど。）ホシが車で送ってくれた。車の中でホシ、リリ、私で好きな曲を順番にかけ歌う。大声で歌うと気持ちがスッキリする。ホシは8月の健康診断で子宮についてひっかかり検査を受け、その結果再検査が必要となり、そしてその結果、子宮体がん擬陽性との結果がでた。8月末から心配で心配で本人、家族はこの期間に色々と思い考え、とても不安定でストレスがかかった日を過ごした。結果が出るまでの検査の回数や期間が結構かかることも初めて知った。10月1日擬陽性の検査結果は癌ではない、問題なしとのことで本人・家族皆で大いに安心した。ホシはその結果なぜか英語の勉強をはじめた。すごく熱心に勉強している。ホシとリリと歌いながら何度目かの安心を繰り返す。今日は実家に泊まる。リリとリリの鞄をかわいく飾り付けし、お風呂あがりホシと母に軽くマッサージして眠る。
2024.10.16（水）曇り
昨晩は蒸し暑くてクーラーに1時間タイマーをかけて眠る。今年からクーラーのスイッチをいれるハードルがすごく低くなった。6：30起床。午前中、着付け教室へ。昨晩からの蒸し暑さが続いていたので今日の着物はジョーのお母さんから頂いた紅葉色の秋の単衣を持っていく。そのあとお灸へ。背中の張りが酷かった。だいぶ楽になりフニャフニャのからだで働く。20時半閉店。ハナチを迎えに実家へ。母が出迎えてくれる。母は食べたことを忘れてしまうため間食が多くなり丸々している。でも検診結果に問題はないし、顔色もいいし、ツヤツヤしているし、沢山食べてもいいとしとこう。明日も無事に1日を過ごせますように。
2024.10.15（火）曇り・雨
6時過ぎ目が覚める。薄暗い朝でシトシト雨の音。まだ眠かったのでタオルケットを首まで引っ張りあげ両足でピント張りからだに掛けなおす。また少しウトウトする。9時開店。湿気をスッキリさせたかったのでホットタオルにつかう精油はレモングラスにした。玄関に飾ったリンドウの蕾が全部開いたので嬉しい。晩ご飯はケンタッキー。2ヶ月に1度くらいの頻度で無償に食べたくなる。ジョーは胸肉が好きで私はもも肉が好きだから丁度いい。
2024.10.14（月）曇り
早朝5時ごろ目が覚める。もっと眠っていたかったけれどスッキリした感じがあったのでそのまま起きることにした。家の用事やお店の雑務などしていたらあっという間に時間が過ぎる。午後から温熱療法の講演会へホシ（私の妹）とホシの娘リリ（私の姪）と参加する。リリは塾の宿題を持参し時間潰し。わたしは最近からだの芯が熱くてだんだん涼しくなった今でもノースリーブで過ごしている。会場は冷房が効いていて皆長袖。途中で上着を着る人もいたけれど私はもっと冷やせ！冷やせ！って感じだった。お店を閉めて参加した講習会。今日もマッサージしたかったな。お店開ければよかったな。などぐるぐる考えてしまう。帰り母をデイサービスへ迎えに行く。今回初めてデイサービスに3連泊。きっと怒ってるだろうな。機嫌悪いだろうな。とホシとリリと予想しながら母のもとへ。3ヶ月前から1ヶ月に1度デイサービスにお泊りに行くことにした母。家に着くと泊ったことを覚えているような、、、いないような、、、「わたし何処にいってたのかなぁ」と言う日もあれば「泊りたくない！家にいたい！」言う日もある。デイサービスで私たちの迎えを受けた母は笑顔で職員さん皆に「お世話になりました」と声をかけていた。3泊もしたことわかっているのかな、、、笑顔で挨拶する母を見たら少し涙がでた。仕方ない。仕方ない。今日を楽しく過ごせば大丈夫。と心で唱える。家に帰るとジョーが晩御飯を作ってくれていた。玉ねぎ・セロリ・パセリのヤリイカのサラダ。タラのムニエル。（本当は香草焼きにしたかったとのこと）空心菜とエリンギのバター炒め。作り置きの切り干し大根。すごく美味しかった。ヤリイカのサラダはジョーの得意料理の1つ。初めて食べた時は感動した。ハナチ（愛犬）は今晩実家にお泊り。小さい足音が聞こえないから少し寂しい。
2024.10.13(日)晴れ
20時閉店。預けているハナチを実家に迎えに行く途中、ジョーと晩御飯の買い出し。お肉が続いていたので今晩は魚がいいね！と話していたけれど買いたい魚が見当たらない。なので牛肉を購入し帰宅。二人とも空腹でご飯が出来上がるのを待てずとりあえず“お疲れ様の乾杯”。今晩は私が料理担当。献立は冷蔵庫に眠っている、しなびかけのナス2本と玉ねぎを使い、牛肉炒め。朝作った切り干し大根、切り干し大根の煮汁を使ったお味噌汁。美味しく出来た。なんとなくの2人のルールでご飯を作ったら、食器洗い・片付けは相手の担当という感じなので今晩はジョーが食器洗い・片付けをする。私が料理をすると調理器具をもとの場所に戻さないとブツブツ言いながら几帳面なジョーは換気扇のフィルターまで交換していた。
2024.10.12(土)晴れ
夜中2時頃息苦しくて目が覚める。もう一度寝ようと努力するけれど息苦しさが邪魔して駄目だった。リビングへ行きお茶を淹れ息苦しさを治めようとテルミー線に火をつける。テルミーの香りを嗅ぐと安心して、からだもあったまって息苦しさは治ったけれど目が冴えてしまったからもう眠ることは諦めて手芸の宿題にとりかかる。こんな時にテルミーや手芸があってよかったなぁと手を動かしながらホッとする。5時半ごろやっと眠くなり寝室に戻るとジョーとハナチが可愛い寝音をたててぐっすり眠っていたので私も安心して隣で眠る。7時に目覚ましが鳴りまた1日がはじまる。少ししか眠れなかったけれど案外しんどくなく動けそう。ハナチを実家に預け終え開店準備にとりかかる。
2024.10.11（金）晴れ
午前中、郁実先生の手芸教室。郁実先生から手芸を習い始めてそろそろ2年半くらい経つ。手芸は30代頃から好きになり本なんかを見ながらやっていたのだけれどわからないことだらけのまま強行突破でやってきたから自分の編み方が正しいのかも間違っているのまもわからなかったけれど、とくに出来上がったものを身に着けるでもなく、手を動かす時間を楽しんでいたのでこのままでもいいかな、、、でもちゃんと正しい編み方を知りたいな、、、なんて考えがいつもあったから郁実先生との出会いは嬉しかった。手芸教室は私のお店に1ヶ月に1回郁実先生が来てくれてだいたい1時間から1時間半くらい。みっちりしっかり編み方を教わるのではなく、郁実先生に言われた通り手を動かしながらお喋り、とにかくお喋り。お互いの1ヶ月をなんとなく報告し合ったり、今思っていること、過去思っていたことなど自分の中のことを話すことも多い。私はだんだん目が辛くなってきたのだけれど郁実先生は細かな糸をスイスイ綺麗に編んだり、刺繍したり。「郁実先生は眼がいいですね！こんな細かい糸が見えるなんて。老眼はこなかったのですか？」と尋ねると「見えてないのよ。感覚でやってるの。」と笑顔で答えるからなんとも不思議。たくさんの宿題を残し楽しいレッスン終了。レッスンの日のお店は午後から開店。20時半閉店。ハナチを実家にジョーと迎えに行き帰宅し晩御飯。今晩はジョーが料理担当。献立はサムギョプサルと郁実先生からいただいた崎陽軒のシウマイ。焼いたら思ったよりも豚肉が小さくなりジョーと笑う。でも案外このサイズが自分たちには合うね！と言いサンチェに豚肉と焼きキムチ、たっぷりのネギたれ（ジョー特製でとても美味しい）とご飯をのせ食べる。大満足の晩御飯。ハナチは実家でご飯を食べてきたのに美味しそうな香に反応し、短い前足で「ネェ、ネェ」とジョーと私の手や足、ひざなんかにおねだり。おやつをせがむので軟骨をあげる。
2024.10.10（木）晴れ
19時閉店。実家にハナチ(愛犬)を迎えに行った際、母と少し喋る。実家には83歳の母と私の妹（ホシ）家族が同居しており母を主にホシが面倒をみている。「すこしお母さんがボーっとしだした」とホシから聞いたのは5年ほど前。その頃まだ私は大阪にいたのでだいたい2ヶ月に1回実家に様子をみにいっていた。たまに来る娘を迎える母は、私からみるとまぁたしかに歳はとったけれど年相応くらいじゃない？なんて呑気に考えていたけれど、だんだん認知の症状が進むにつれ、ちゃんとその通りの症状が母に出始め、ホシにその負担の全部がかかるようになっていった。残念だけれど認知症は治る病気ではなく負担は大きくなる将来しかない。大阪の大学へ進学しなんとなくそのまま大阪に居続けたけれど、母の傍で暮らし、母の介護を全てホシに任せることなく生活したいとおもい3年ほど前思い切って福岡へ移住することにした。20年以上も住んでいた大阪を離れることは一大決心だったけれど実家の近くに引っ越しを決めた。そして今に至る。あの時は要支援1だった母は要介護1へ。認知の症状が出始めたころは本人も私たちもしんどかったけれど症状が進むにつれ母は穏やかになり暮らしやすくなった。寂しいようなきもするけれど仕方がない。あれだけ嫌がっていたデイサービスにもちゃんと通うようになったし。母と同じ話を繰り返し喋り安心しハナチと帰宅する。
2024.10 はじめまして。マッサージ店を営む月桃と申します。2021年10月25日にオープンしたマッサージ店。少しずつ自分と一体化したような心地になり日記をはじめました。日記・blog・お店の情報などごちゃごちゃしていますがたまに覗いてくれたら嬉しいです。リンパケア専門店～月桃～