内容をスキップ
ツボとは東洋医学の概念に基づいたものです。東洋医学では体の調子が悪くなるのは『気』と『血』の流れが悪くなるからと考えられています。その『気』『血』の通り路を【経絡】といい、この【経絡】に沿って全身に点在しているのが【経穴】いわゆるこれがツボです。WHO(世界保健機構)ではツボは全身に361穴あるとしています。
ツボを押されたときの感覚は筋肉、骨などの内部に深く響くようなズンっといったもの。痛いけれど気持ちいいと感じるのがツボの刺激の特徴です。痛みの程度は人それぞれ違いますし、その人の状態によっても違います。あまりにも痛すぎる場合はそのツボがある【経絡】やツボと呼応している部位が病んでいると考えられています。また【経穴】ツボを刺激することで【経絡】を流れる『気』『血』の流れがよくなり体調が整うといわれています。
目が疲れているな。と感じた時には自然と目頭と鼻のつけ根の間に指をあてていることが多くあります。 これは無意識に晴明(せいめい)といったツボを刺激しているのです。毎日、自分のからだに手を当て感覚を確かめることが大事です。それは自分のからだの調子を確認し労わることにつながります。