~日記~
2024年10月10日(木)晴れ
19時閉店。実家にハナチ(愛犬)を迎えに行った際、母と少し喋る。実家には83歳の母と私の妹(ホシ)家族が同居しており母を主にホシが面倒をみている。「すこしお母さんがボーっとしだした」とホシから聞いたのは5年ほど前。その頃はまだ私は大阪にいたのでだいたい2ヶ月に1回実家に様子をみにいっていた。たまに来る娘を迎える母は、私からみるとまぁたしかに歳はとったけれど年相応くらいじゃない?なんて呑気に考えていたけれど、だんだん認知の症状が進むにつれ、ちゃんとその通りの症状が母に出始め、ホシにその負担の全部がかかるようになっていった。残念だけれど認知症は治る病気ではなく負担は大きくなる将来しかない。大阪の大学へ進学しなんとなくそのまま大阪に居続けたけれど、母の傍で暮らし、母の介護を全てホシに任せることなく生活したいとおもい3年ほど前思い切って福岡へ移住することにした。20年以上も住んでいた大阪を離れることは一大決心だったけれど実家の近くに引っ越しを決めた。そして今に至る。あの時は要支援1だった母は要介護1へ。認知の症状が出始めたころは本人も私たちもしんどかったけれど症状が進むにつれ母は穏やかになり暮らしやすくなった。寂しいようなきもするけれど仕方がない。あれだけ嫌がっていたデイサービスにもちゃんと通うようになったし。母と同じ話を繰り返し喋り安心しハナチと帰宅する。