~暮らし・健康・癒しのblog~
『生きるぼくら』
著者: 原田マハ /出版社:徳間文庫
昨日からのやさしい雨がしっかりと秋にさせてくれたようで、しっとりと冷たい風が雨の音と一緒に気持ちがよい気候です。原田マハさんの風景描写とこの気候がぴったりで気持ちよく読み進めます。この物語に登場する人達は皆あたたかくおだやかで優しい。日々、何かに挑戦しながら継続しながら大切な人たちをしっかりと愛しながら人生を歩んでいこうと改めておもわせてくれる1冊でした。
□□□あらすじ□□□
いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。頼りだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。その中に一枚だけ記憶にある名前があった。「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」マーサばあちゃんから?人生は四年ぶりに外へ!祖母のいる蓼科へ向かうと、予想を覆す状況が待っていた―。人の温もりにふれ、米づくりから、大きく人生が変わっていく。 『生きる僕ら』徳間文庫表紙裏より
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