~暮らし・健康・癒しのblog~
#046 暮らしの手帖 early spring 2025 2-3月号
今号の【暮らしの手帖】は、特集「私の手帖」作家の小川洋子さんのインタビュー記事からはじまります。小川さんの作品をはじめて読んだのは2004年の頃。第1回“本屋大賞”受賞という帯につられ手に取った本が『博士の愛した数式』でした。それ以来、小川さんのファンになり他の作品も読むようになりました。今回のインタビューの様子の写真は砺波周平さんが撮られたもので、その写真に、小川さんの描く物語の印象と同じような“静寂”を感じ、早く文字を読みたいのに写真からなかなか目が離せません。
ほかの人から見たら、なんの生産性もなく、さびしげな、孤独な居場所だったとしても、その人にとっては唯一無二で必要な場所 (暮らしの手帖 あなたがそこにいるだけで ・今日の編集部 HP引用)
自分が大切だと思っていることを信じ、もしそれがほかの人から理解できないようなことでも、それでもいい。自分の大切な人、場所をしっかり守りながら暮らしていこう。と最近のふわついた気持ちが落ち着き、またあの静かな世界に浸りたくなり、本棚へ。小川さんの本を取りに行きます。